相手の保険では損害賠償額に足りない場合の不足分が補償される

手紙01自動車保険では、交通事故によって他人の人身や財産に損害を与えてしまった場合、その損害を補償するために保険会社から保険金が支払われることになりますが、保険金が支払われる上限の額にあたる保険金額を、契約の中で設定することが可能です。この保険金額が少なければ、それだけいざというときに支払われる保険金も少なくなるおそれがありますが、毎年の保険料を安上がりにすることができるメリットがあります。
いっぽう、事故の被害者の側としては、こうした契約があることによって、実際に事故によって受けた損害よりも、加害者側の保険から下りる保険金の額が少なくなってしまうということもあります。特に、死亡または後遺障害を負った場合については、法的な損害賠償額は数千万円から億単位にのぼるケースもあり、補償としてはとうてい十分ではありません。
こうした不足分を補てんすることができるのが、自動車保険のなかの無保険車傷害保険であり、加害者側の保険にかわって、自己名義の保険のほうから不足分の保険金が支払われることになっています。
ただし、この無保険車傷害保険は、死亡や後遺障害などの人身に対する重大な損害に限られていますので、一般的なけがなどに対応するためには、別途、人身障害補償保険などの保険に加入しておく必要があります。

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